セカンドオピニオン
4月の終わり頃。
熱いものを食べたり、強く噛んだりした時に歯が痛いような気がして、
「虫歯かな?」と、いつも行ってる歯医者さんに行きました。
いろいろ診てもらったのですが、虫歯らしきものはみられず。
しかも私が痛みを訴えたあたりは、昔に神経治療済みの歯なので
虫歯で痛んでいることは考えにくいって。
「虫歯以外で痛むとしたら、疲れてる時や体力が落ちている時に
歯茎の深部の方で痛みが出ることがあります。それかもしれません」
ちょうど4月頃はいろいろ忙しくて確かに参ってたので、
そうかもなぁ、と。
その後も痛みがひどくなることもなかったのでそのまま忘れてたのですが。
最近また同じあたりがなんとなーくズ~ンと痛くて。
やっぱりなんとなく経験的に虫歯ぽい痛みなんです
前の歯医者さんでも一通りちゃんと調べてもらった上の診断だったので、
思い切って違う歯医者さんに予約を入れて、受診することにしました。
初めての受付、初めての待合室にドキドキ
初診ということもあり、すごく時間をかけて丁寧に視診してくれました。
でもやっぱり「虫歯らしい箇所はないですねぇ」
そうですか…
全体レントゲン撮ってみましたが「う~ん虫歯はないなぁ」
そうですか…
念のため歯茎(歯周病)の検査もしましたが「すごくいい状態です」
そ、そうですか…
じゃこのニブイ痛みの原因は一体なんなんでしょぅ
「うーん。。。」
じーーーーっとレントゲン写真を見ていた先生、突然 ピカッ
カールツァイスのすごいマイクロスコープ登場
「もう一枚詳しい写真撮らせてもらってもいいですか?」
怪しい(?)と思われる歯を中心に拡大レントゲンを撮ってみたら、
一部分薄暗く写った箇所がありました。
薄暗い部分は空洞=虫歯です。虫歯みっけー!!
神経抜いてかぶせてある歯と、その隣の歯の隙間の
肉眼では見えないところから虫歯になってたのでした
「怪しい歯」がある時、昔の歯科のイメージ的には
「ちょっと削って中見てみましょうか」てな感じじゃなかったですか?(怖笑)
どんだけ昔?記憶古すぎですかね(笑)
今は必要のない治療は極力しない(できるだけ削らない、抜かない)で
自分の歯を温存させる方向での治療が歯科の常識で、
できるだけ情報を得てからアクションに移るのが主流なんだそうです。
確かに大事な歯はできるだけ削らずにすむのが一番ですよね
いろいろ検査することになっちゃいましたが、
一つ一つちゃんと説明してくれて、納得した上での検査でしたし、
治療に移る前にこちらも十分情報を得ることが出来て、安心できました
かかっているお医者さんと違う意見を別の医者に求める。
元のお医者さんにも気を遣うし、知らない先生で不安もあるし。
ちょっと勇気(費用もね)がいることですが、
今回は思い切って診てもらうことですぐに原因がわかってよかったです。
たまたま今回は歯科で、しかも軽い虫歯で済んだけど、
生きてる限り、家族(人も犬も)がいつどんな病気をするかわからないですからね。
病気のことを考えるのは楽しいことではありませんけど、
お医者さんとか、医療情報に関しては
ちゃんとアンテナを張ってなくちゃいけないな、と思った一日でした。
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