つらい話
今朝、犬たちを順番に担いで駐車場に向かう途中、
マンションに住む小型犬のお母さんとバッタリ会いました。
特に親しいわけではないけれど、時々散歩中など道でお会いしてご挨拶してるので、
お互い犬を飼ってることは知っている間柄です。
m「おはようございます」
「これからお散歩ね?」
m「ハイ、すぐ雨降ってくるって言うんで、急いで行って来ようと思って(笑)
○○ちゃん(犬)は・・・(元気ですか?と聞こうとしたのですが)」
「あのコね、亡くなったの」
m「えっ?!だって、そんなにお年を召してましたっけ??」
「大きなワンちゃんに噛まれちゃってね」
m「え・・・?」
「まぁ、12歳まで生きたからね、十分生きたのょ。
12月の事だったから、何とかようやく落ち着いてきたところなの。」
m「12月・・・去年だったんですね・・・お辛かったでしょう・・・」
もっといい慰めの言葉があっただろうに、あまりのショックでそれ以上何も言えなかった。
それ以上詳しい状況など聞けるはずもなく、とにかく頭がマッシロで、
一体何と声をかけていいのか・・・言葉が見つからなかった。
ちょうどお仕事に向かわれる所で、お急ぎのようだったこともあるけど、
結局全く言葉足らずのままその場を去ることが、本当に心苦しかった。
今日は一日中このことばかり考えてました。
「大きいワンコに噛まれた」「死」・・・どうして???
その場の状況、因果関係・・・聞いたわけでもないのにいろんな事を想像してしまう。
「大きなワンちゃんに噛まれちゃって」という言葉がどうしても頭から離れない。
その一言が初めに口から出るということは、そのお母さんの心の中は、
「(直接的にしろ間接的にしろ)その事が原因で悲しいお別れにつながってしまった」
という思いで溢れているということ。
もし私がこのお母さんの立場だったら・・・
他のワンコ(&飼主さん)のこと・・・みんな信じられなくなってる気がするな・・・
そのお母さんは別れ際にニモの方を見て
「アナタはだいじょぶ・・・かな・・」と冗談半分で笑っておっしゃられたようではあったけど、
お母さんの笑顔の裏側、内心はものすごくフクザツな思いでおっしゃったのでは・・
などと、勝手に深読みしてしまう私がいました・・
犬の「咬む」ということに関して、今までもちょこっと書いたことありましたけど、
命を脅かすまでになってしまった今回の話は、同じ犬を飼うものとして、
本当にショッキングで、つらく・・・・
心で思ってることはたくさんあるのに、うまく言葉で表現することができずにいます。すみません。
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